ファミマ2025年「恵方巻」は7種類を投入、定番品では値下げも実施、メリハリ消費に対応し前年比1品増
〈定番3品は値下げか据え置き、仕入れ等工夫し実現〉
定番3品については、物価高騰が引き続く中でも仕入れ等で工夫し、「恵方巻」(550円)は20円値下げ、「海鮮恵方巻」(600円)「サラダ恵方巻」(450円)は価格を据え置いた。加えて低~中価格帯商品として「キンパ恵方巻」(660円)も発売する。 また、高価格帯の監修商品として、恵比寿・名古屋・金沢に店舗を構える和食の名店「賛否両論」監修の「絶品海鮮恵方巻」(1,300円)と、創業1871年の肉の老舗「柿安」監修の「牛めし恵方巻」(1,080円)を展開。試食会には「賛否両論」の笠原将弘店主、「柿安」の長尾英則料理長も登場し、それぞれのこだわりや商品化のポイントなどについて話した。 「絶品海鮮恵方巻」は、まぐろたたき身・三陸産サーモン刻み・炙り金目鯛の具材にほどよい出汁感と甘さの油揚げ煮をわせ、それぞれの素材の旨味を引き立てたという。 「牛めし恵方巻」は、黒毛和牛煮を主役に、牛肉と相性の良いごぼう、白滝、玉ねぎの炒め煮や、彩りの良い人参炒め煮も加え、食欲をそそる甘辛い味に仕上げたという。 これらに加え、予約販売限定で人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とコラボした「『刀剣乱舞ONLINE』2種の恵方巻」(2,000円)を発売。キャラクターをイメージした2種の恵方巻を特製デザインボックスに入れ、恵方包み(小ふろしき)2枚をセットにしている。 販売に際しては、ファミペイ提示によるボーナス還元を継続することで、WEB予約を促進するとともに、予約期間を最大5日間延長し、予約獲得を強化。予約販売構成比は前年の約45%に対し50%を目指すという。また、販売推奨期間が近づいた商品には「ファミマのエコ割」の値引き販売を適用し、食品ロス削減も目指していく。
食品産業新聞社
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