冬休みにイッキ観したい“配信ドラマ”ベスト5。『極悪女王』も最高だけど、絶対に外せない過激なNo.1は
原作を心からリスペクトして制作されている
実写化の一報が流れたときは、ネガティブな反応が多かった印象ですが、前評判を吹き飛ばすクオリティの仕上がり。原作を心からリスペクトしているスタッフ・キャストで制作されていることがよく分かります。 また、主要キャストの若手俳優たちの演技もフレッシュながら秀逸でした。特に個人的“推し”は、昨年のドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)で、アクアを演じる櫻井海音と泥仕合を展開した原菜乃華! 元天才子役の女優でアイドルとして活動することになる有馬かなを演じ、心情を繊細に表現しています。 12月20日からドラマの続きを描く映画『【推しの子】-The Final Act-』も公開中。物語の鍵を握る謎の男“カミキヒカル”を二宮和也が演じることが発表されました。全8話を視聴後に、映画館に足を運ぶフルセットを堪能してみては?
『十角館の殺人』(Hulu)
ミステリー界の巨匠・綾辻行人氏の代表作「館」シリーズの第一作目を実写映像化したHulu作品『十角館の殺人』もおすすめです。 元ミステリ研究会メンバー・江南孝明(奥智哉)と、江南と共に謎を追い求めることになる島田潔(青木崇高)が「死者からの手紙」を発端に、半年前に亡くなった天才建築家・中村青司(仲村トオル)の死の真相を紐解いていく作品です。 こちらも主要キャストは若手が多いですが、それぞれがもつ人間味をとてもよく表現。そこに青木崇高が絡むことにより、見応えのある演技合戦が楽しめます。
映像化不可能とされていたトリックを、どのように実写化?
多くの人に読まれた作品なので、ミステリー好きなら結末を知っている人も多いと思いますが、これまで長い間「映像化不可能」とされていたトリックを「どうやって実写化しているのか」を確認するという意味でも、一見の価値あり。もちろん、原作未読でも堪能できます。 また12月30日から1月3日にかけて、深夜に地上波放送(日本テレビ/関東ローカル)されることが決定! TVerでの見逃し配信もあるようなので、Huluに加入せずとも観られます。