【ホープフルS】ピコチャンブラック 好調キープでG1舞台へ 上原師も期待十分「クラシックに乗せないといけない馬」
「ホープフルS・G1」(28日、中山) 年内ラスト開催で争われる2歳チャンピオン戦。アイビーS2着からの逆転を狙う7枠15番のピコチャンブラックの上原佑紀調教師は「理想的な過程で来られた。クラシックに乗せないといけない馬」と手応え十分だ。 ◇ ◇ -美浦での最終調整は坂路で軽めの調整。 「落ち着いていて、好調をキープしています」 -今週の追い切りはハミを替えて臨んだ。 「川田ジョッキーと相談して、トライアビットにしました。しっかり我慢も利いていたし、理想的な追い切りができましたね。満足です」 -新馬戦は7馬身差の圧勝。 「(デビュー前は)体が柔らかくていい動きをする馬だけど、パワーが欲しいと思っていました。それだけに新馬戦は驚きました」 -前走のアイビーSを振り返って。 「新馬戦が追い切りみたいな感じだったので、しっかり追われて戸惑いがあったようです」 -評価は。 「馬の後ろでレースを運ぶことができましたからね。それが今回に生きてくると思っています」 -7枠15番に決定。 「あまりに内だと嫌だったので悪くはないです。スタートの速い馬ですから」 -どのようなレースが理想か。 「ある程度は流れに乗って競馬をしたいです」 -最後に意気込みを。 「ここまで理想的な過程で来られたし、しっかり力を出してくれればチャンスはあると思っています。クラシックに乗せないといけない馬。来年につながるレースをしてほしいです」