「青春18きっぷ」だけじゃない?意外と知らないJRの「往復割引乗車券」とは
※JR東日本「きっぷあれこれ往復割引乗車券」を基に筆者作成 新幹線を利用して、本州内幹線の運賃を適用した場合、往路の距離は1179.3キロメートルで1万4080円となり、片道1割引で1万2670円です。 復路の運賃は、博多~東京間(1179.3キロメートル)に対して本州3社内幹線普通運賃の1万4080円が適用されます。これにJR九州区間(博多~下関間79キロメートル)の利用額160円を加えた1万4240円から1割引が適用され、1万2810円です。
往復乗車券の有効期間は?
往復乗車券の有効期間は、片道乗車券の2倍に設定されています。片道乗車券の有効期間は、利用距離が800キロメートルまでが5日間、1000キロメートルまでが6日間です。そのため、往復乗車券の有効期間は、800キロメートルまでの場合は10日間、1000キロメートルまでなら12日間となります。 乗車中に有効期間が過ぎてしまった場合は、途中で下車しない限りは、切符に表示されている最終駅まで使用可能です。ただし、博多-新下関間を含む往復乗車券では、有効期間の計算方法が通常とは異なり、往路復路、それぞれの期間を合算する必要があるため、注意が必要です。
往復割引乗車券とは長距離移動がお得になる切符
今回は往復割引乗車券について解説しました。往復割引乗車券は、片道601キロメートル以上の移動で利用でき、往復それぞれに1割引が適用されることで、通常運賃よりお得に利用可能です。 年末年始やゴールデンウィークなどに長距離移動をする際には、往復割引乗車券の利用を検討してみてはいかがでしょうか。 出典 JR東日本 きっぷあれこれ 往復割引乗車券 JR東日本 きっぷあれこれ 乗車券の有効期間 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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