「野生のモアイ」って何?あのモアイ像が大分県にもあった
◆モアイ像とは
モアイ像といえば、 南太平洋上の絶海の孤島、イースター島(チリ共和国)にある 人面を模したとされる石像のこと。 【写真を見る】「野生のモアイ」って何?あのモアイ像が大分県にもあった モアイ像がある国立公園は世界遺産にも登録されていて、 超が付くほど有名な史跡である。 そんなモアイ像が、なんと大分県にも存在するのだという。 調べてみると…たしかに、あった。
◆大分県にあった「野生のモアイ」
その名も、「野生のモアイ」。 Googleマップで調べてみると、 大分県竹田市次倉あたりに「野生のモアイ」と本当に表示されている。 撮影スタッフは現場に向かった。 左右に木々が生い茂る山道に差しかかると、車のすぐ左側に巨大な石が現れた。 それはまさに、あのモアイ像のような巨石であった。
◆自然の力で作り出されていた
実はこの岩、自然に削られた形が偶然モアイ像にそっくりになったと一部の界隈で話題になっているという。 「野生のモアイ」というネーミングのおもしろさもあり、 観光のついでに拝みに来る人もいるんだとか。 ちなみに、反対から見るとただの岩。 見る角度によっては、本家と比べてもまったく見劣りしない、溢れ出る「モアイ感」…。 大分県で、あの絶海の孤島にいるような気分を味わえるのだ。 しかし、これだけではない。 驚くことに、大分県にはさらにもうひとつモアイ像が存在する。
◆大分県に存在するもうひとつのモアイ像
大分県には、さらにモアイ像が存在する。 それが、同じく大分県竹田市の上坂田。 道路沿いにツタが絡みついた木製の鳥居があり、 その奥は草木が茂っていて、昼間でも暗くてよく見えない。 この奥に、モアイが待っているという…。
◆洞穴の奥に
険しい山道を歩いて上り進めること、10分。 岩をくりぬいた小さな洞穴が現れた。 車が2台ほど入りそうなサイズで、奥には祠が3つ並んでいる。 あたりには神秘的な空気が漂っているように感じる。 中を覗いてみると、 モア…イ? そこには、何とも言えない表情をした、モアイのような、そうではないような…不思議な像が鎮座していた。