パリ戦で躍動のキム・ミンジェをバイエルン幹部が称賛 「信頼できる戦士」
攻守両面で活躍
バイエルン・ミュンヘンの韓国代表DFキム・ミンジェに対し、チーム内外から称賛の声が相次いでいる。 均衡を破るヘディングシュート!キム・ミンジェがPSG戦で先制点を記録 キムは26日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節パリ・サンジェルマン戦に先発出場し、38分にコーナーキックの流れからヘディングシュートで決勝点をマーク。守備でもハイラインを敷くバイエルンの背後のスペースへの抜け出しを狙うパリのカウンター攻撃を再三にわたって防いで勝利に貢献した。 ドイツ紙『Bild』は試合後の6段階評価(1が最高、6が最低)の採点でキムにチーム最高タイとなる評価点2を与え、同選手の攻守にわたる活躍を称賛。また、バイエルンのマックス・エバール取締役もドイツ誌『Kicker』の取材に応じ、キムについて以下のように語っている。 「昨シーズンのミンジェは自信を失い、ミスを重ねて控えに回された。色々と悩んでしまっていたが、大抵の場合そうした状態は問題を生む。全てを出しきろうとしていたが、その際に必要となる直感的なものが欠けていた」 「今、我々は彼やダヨ・ウパメカーノに対する信頼を口にしている。彼らは自信を持ってプレイすれば信頼できる戦士になることを我々は知っていた」 1-4で敗れたバルセロナ戦以降、パリ戦も含めてバイエルンは7試合連続無失点。課題とされていた守備、特に相手のカウンター攻撃に対する対応が改善しているのは明らかであり、その点での両センターバックのキムとウパメカーノの貢献は非常に大きい。一時は放出候補とまで酷評されていた二人は、今やチームにとって必要不可欠な存在となっている。
構成/ザ・ワールド編集部
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