東京Vが土壇場で追いつき引き分け 城福監督「もう一度試合をしたら、勝ち点3を取れる」
◇明治安田J1リーグ第36節第2日 東京V1-1神戸(2024年11月10日 味の素スタジアム) 【写真】<東京V・神戸>後半、試合に臨む東京V・城福監督(右) 首位・神戸と対戦し、東京Vがアディショナルタイムに相手のO・Gで追いつき、引き分けた。前半7分にCKから先制されたが、その後はリズムをつかみ、好機を作ったが得点はできなかった。ようやく後半のアディショナルタイムに入って、後半から出場のMF山見大登(25)が、左サイドからクロスをあげると相手のO・Gを誘った。城福監督は「勝ち点1はきょうの手応えから逆算すると悔しい。アウェーの時はもう一度試合したら勝てるかどうか。きょうはもう一度試合をしたら、勝ち点3を取れる。成長感じた」と、振り返った。 山見も「ゴールは、自分的には直接狙いつつ、きわどい位置に送れば何かが起きると思った。勝てた試合、最後のカウンターもラストパスが通っていたらと。首位から勝ち点1を取れたのは大きいが、3取れた試合。ボールをつなげていたが、ここに大迫選手と酒井選手が入る。もう一つあげないと」と、意欲的だ。 神戸にはアウエーで対戦したときもO・Gで勝利しているが、FW木村勇大(23)も「前回は何で勝てたのかなという試合。きょうは同じ土俵で戦えた。自分もチャンス決められていたら流れが変わった。次は日にちあるが今年最後の試合、最終戦勝って終わりたい」。最終戦は京都戦で契約の関係で出場できないために次戦の川崎F戦に全力を注ぐ考えだ。