インスタカート 、広告ビジネスが急成長。YouTubeへの投資でAmazonに対抗
──ショッパブルの課題として、メディアバイヤーに広告の未来がここにあると信じてもらうことだけでなく、受動的な動画視聴者にYouTube動画を買い物手段として見てもらえるかどうかが挙げられる。インスタカートはどのように消費者の購買習慣を変えようとしているのか?
YouTubeはもちろんエンターテインメントとして素晴らしいプラットフォームだが、同時に購入の意思決定をする際に商品を調べるために使用されるナンバーワンのプラットフォームでもある。この動画の力、つまり視覚や音、動きをフルに使って新商品を説明し、それが日常生活で実際にどのように機能するかを紹介するという能力は、商品を宣伝する上で非常に有効な方法なのだ。 我々は消費者がより簡単にそのプロセスを完了できる手助けをするために、すでに起こっている行動をさらに促進し、ブランドが費やす価値と資金を強化していると考えている。したがってYouTubeで商品を検索するという発想は非常に自然なことであり、すでに市場で見られてる行動だ。 しかし買い物客がそのリサーチや購入検討商品に関する情報に基づいて実際にお気に入りの小売店で購入できるという考えは、そのような意図や発見をより実行可能なものにするための非常に効果的な体験となり得る。その上インスタカートは、「自分の地域ではどこで買えるのか?」「30分で入手できる場所はどこか?」など、多くの複雑な要因を取り除いてくれるのだ。 [原文:Instacart is betting on YouTube to turbocharge its $871M ad business] Allison Smith(翻訳:Maya Kishida、編集:都築成果) Image via Instacart
編集部