イギリスGPのFP1で角田裕毅は開始8分赤旗誘発、走行は5周のみ20番手…最速はノリス、2番手ストロール、3番手ピアストリ|F1
2024年のF1第12戦、イギリスGPのフリー走行1回目が現地時間5日行われた。 現地シルバーストンはF2のフリー走行時に雨となっていたが、それから曇り空となりFP1の開始時刻を迎えた。路面は乾いた状況となっている。 【動画】角田裕毅、FP1のターン7でスピン…グラベル上でスタックし赤旗の要因に このFP1では、イザック・アジャ(レッドブル)、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)、オリヴァー・ベアマン(ハース)ら4人の若手がマシンを駆った。 セッション序盤から角田裕毅、ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルとトップタイムを更新していき、8分が経過したところで角田がターン7でスピン。グラベル上でスタックして動けず、FP1は赤旗となった。 現地時間12:46より、残り44分からセッション再開となる。ここから各ドライバーはタイムを上げていき、折り返しの30分時点でトップは1:27.925のカルロス・サインツ。以下ハミルトン、ラッセルというトップ3のタイム順になった。 セッション終盤になるとソフトタイヤを入れるドライバーが多くなり、タイムがさらに上がっていく。残り7分でオスカー・ピアストリがピット入口でストップとなり、一時ピットクローズドとなるタイミングもあったが、ピアストリはなんとかガレージまで戻っている。 結局60分のFP1は1:27.420で周回したランド・ノリスがトップタイムだった。2番手ランス・ストロール、3番手ピアストリというタイム順だった。 以下4番手マックス・フェルスタッペン、5番手ラッセル、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手ハミルトン、8番手チャールズ・ルクレール、9番手サインツ、10番手エステバン・オコンというトップ10の顔ぶれになっている。 角田は結局最初の8分のみで5周しか走行できず、FP1では20番手タイムという結果に終わっている。
第12戦イギリスGP・FP1結果
1/ランド・ノリス/マクラーレン 2/ランス・ストロール/アストンマーティン 3/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 4/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 5/ジョージ・ラッセル/メルセデス 6/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 7/ルイス・ハミルトン/メルセデス 8/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 9/カルロス・サインツ/フェラーリ 10/エステバン・オコン/アルピーヌ 11/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 12/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 13/ダニエル・リカルド/VCARB 14/オリヴァー・ベアマン/ハース 15/チョウ・グァンユ/キックザウバー 16/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 17/ジャック・ドゥーハン/アルピーヌ 18/フランコ・コラピント/ウィリアムズ 19/イザック・アジャ/レッドブル 20/角田裕毅/VCARB
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