ド軍が4年ぶりWS制覇へ王手 大谷翔平は2戦無安打も1得点2出塁…左肩負傷から強行出場
大谷は3打数無安打1得点で打率.245、ヤンキースに初戦から3連勝で王手
【MLB】ドジャース 4ー2 ヤンキース(日本時間29日・ニューヨーク) ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2戦で左肩を亜脱臼したが、志願の強行出場。3打数無安打1得点、1四球1死球だった。ポストシーズン初の2試合連続無安打で打率.245。チームは初戦から3連勝を飾り、2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。 【画像】「真美子さんが撮った写真かな」 大谷翔平が試合後に公開した1枚が話題 大谷は初回先頭はストレートで四球を選び、1死後、フリーマンの右越えへの先制3号2ランを呼んだ。3回無死一塁は二ゴロ。一走・エドマンを二塁へ進め、ベッツの右前適時打を呼び込んだ。 4回1死一、二塁では左腕コルテスに空振り三振。初球、6球目を振った際に表情を歪める場面があった。7回先頭ではサイド左腕ヒルと対戦。内角フォーシームに右手一本で打ちにいったが、三邪飛に倒れた。9回1死は左足つま先に当たる死球だった。 26日(同27日)の第2戦の7回に二盗を狙った際に左肩を亜脱臼。出場が危ぶまれていたが、痛み止めを服用。テーピングを施して出場した。試合前の両軍先発メンバー紹介では左肩に黒いサポーターのようなものを装着。ウインドブレーカーを羽織って登場となった。 チームは初回にフリーマンの右越え3号2ランで先制。ワールドシリーズではブレーブス時代の2021年から5試合連発となり、ジョージ・スプリンガーに並んで歴代最長となった。6回にはエンリケ・ヘルナンデスの中前適時打と効果的に追加点を挙げた。投げては右腕ビューラーが5回2安打無失点と好投。9回に7番手のコペックがベルドゥーゴに2ランを許したが、逃げ切った。 29日(同30日)の第4戦はヤンキースタジアムで行われる。ヤンキースはルイス・ギルが先発。対するドジャースはブルペンデーで4連勝、世界一を目指す。
Full-Count編集部