アタランタ戦で先発落ちの古橋(C)Getty Images

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、アタランタ戦で古橋亨梧を先発から外した理由を説明した。 【チャンピオンズリーグ：順位表】 23日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ第3節でセルティックは敵地でアタランタと対戦。アタランタに主導権を握られたセルティックだが、カスパー・シュマイケルやオーストン・トラスティーら守備陣が踏ん張って得点を許さず。試合は0-0で終わってセルティックは敵地で貴重な勝ち点を手にした。 そんな一戦でロジャーズ監督は大きな決断を下した。今シーズンのほとんどの試合で先発を務め、公式戦5ゴールを挙げる古橋ではなく、アダム・イダを先発起用。この決断は大きな注目を集め、同指揮官は試合前にこの理由を説明した。 「アダムは我々にフィジカルをさらに与えてくれる。アタランタはとてもフィジカルの強いチームで、試合の中でたくさんのデュエルの場面があるはずだ。特に深い位置でボールを持ったとき、プレッシャーをかいくぐって前線の選手に向けてプレーしなければならない。ボールを収められること、これがアダムの最高の強みの一つだ。彼がとても良いターゲットになればいいね」 結果として、この戦術がはまり、敵地で引き分けに持ち込んだ一戦の後、イギリス『デイリー・レコード』はアタランタの戦術に対するロジャーズ監督の判断を「賢明な戦術」と評価。アタランタのプレッシャーをかいくぐる上で、GKシュマイケルがイダをターゲットにできることは完璧な方法だったと称えた。