エンゼルス・大谷翔平選手(写真：アフロ)

◇MLB エンゼルス3-1メッツ(日本時間26日、シティ・フィールド) エンゼルスのネビン監督は、試合前、右肘じん帯を損傷した大谷翔平選手の振る舞いを絶賛しました。 【画像】2回途中で降板した24日の試合中に大谷翔平選手とマウンド上で話すエンゼルス・ネビン監督 ネビン監督は報道陣に対し「怪我をした大谷選手の振る舞いがチームの雰囲気を良くしている。想像できないと思うが、笑顔でチームメイトと時間を過ごしている。ケガをする前も、ケガの診断の際も同じような振る舞いだった」とコメント。 続けてネビン監督は、「彼は野球を愛している。ケガが発覚した後も指名打者で出場したいと言った。ファンの前、そしてグラウンドでチームメイトとプレーする事を望んでいる」と話し、「これが大谷選手の人柄だと思う。まだ重要なことをやり残していて、大谷選手はプレーすることを求めている」と、ケガ発覚後も変わらない大谷選手の人柄を絶賛しました。 一方で、大谷選手から肘の違和感を訴えられた際は、「今までに見たことのない表情だったので、トレーナーを連れてマウンドに行った。そのときも（大谷選手は）痛みがあるとは言わず、肘のあたりに違和感があることを言った。疲労があると伝えてくることはあったが、過去にこのようなことはなかった。マウンドに行くときに最悪の事態を想定することはあるが、今までに見たことのない表情をしていた」と明かしました。 また、「打撃を行うことでケガが悪化する事はない」としたうえで、「彼は特別な人間で、私にとってもチームにとっても特別な存在。今後の大谷選手を見守りたいと思う」と話しました。 一方、同僚のマイク・トラウト選手は、「(大谷選手のケガに)とても落胆した。同情している。全てをこなせる選手で、野球に全うしている選手だ。大谷選手、ファン、チーム、野球界にとってとても辛いこと」とコメント。 それでも、「必ず復帰できる。疑いの余地がない。大谷選手は常にグラウンドでプレーすることを求めている」と大谷選手の野球への情熱に触れて、エールを送りました。