【女子バレーNL】日本は3-1でドミニカ共和国に勝利 世界ランクで中国にさらに接近 第4セットは最大8点差をひっくり返す大逆転劇
◇バレーボールネーションズリーグ2024女子大会予選ラウンド 日本 3-1ドミニカ共和国(1日、中国・マカオ) 【一覧】試合前のバレーボール女子 世界ランク上位12チームの順位&ポイント ※5月31日終了時点 今大会での世界ランクでパリ五輪出場を目指す日本(世界ランク7位)は、すでにパリ五輪出場を決めているドミニカ共和国(世界ランク11位)との対戦。 第1セット、日本は8-8から林琴奈選手、古賀紗理那選手のアタック、山田二千華選手のブロックとアタックで4連続ポイント。中盤からドミニカ共和国を突き放した日本。このアドバンテージを最後まで生かし、25-20で第1セットをものにします。 第2セット日本は12-10とリードするも、ここから5連続失点、終盤、古賀選手を中心とした攻撃で追い上げを図るも及ばず。第2セットは23-25で落とします。 第3セット、14-13から日本は山田選手のブロックなどもあり3連続ポイント。さらに石川真佑選手、荒木彩花選手のアタックで得点。しかし終盤、連続失点もあり追いつかれ24-24の同点。デュースまでもつれこみますが、最後は古賀選手のスパイクが決まり26-24。日本が接戦を制します。 そして第4セットは序盤から、ドミニカ共和国にリードを許し、最大8点差を追いかける展開。それでも中盤、2枚ブロックでドミニカ共和国のスパイクをシャットアウト。さらに林選手のサービスエースなどで追い上げ、22-22の同点に追いつきます。そして流れは完全に日本へ。最後はブロックポイントで25-23。 日本は3-1(25-20、23-25、26-24、25-23)でドミニカ共和国に勝利。これで中国での4試合が終了。ネーションズリーグは6勝2敗、最後の予選ラウンド4試合が日本で行います。また勝利した日本は、世界ランクのポイントを4.55加算。世界ランクアジア最上位でのパリ五輪出場を争う、世界ランク6位の中国との差を詰めました。(日本の試合終了時点での世界ランクのポイント、中国332.85、日本329.62) ◇パリ五輪出場条件 1.開催国(フランス) 2.五輪予選6枠(トルコ、アメリカ、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国) 3.アジア・アフリカの世界ランク最上位、各1枠 4.1,2,3を除く、世界ランク上位3チーム※世界ランクは予選ラウンド終了時 【ネーションズリーグ 日本の日程】 ◆トルコ開催 第1戦 勝 3-2 トルコ 第2戦 勝 3-0 ブルガリア 第3戦 勝 3-0 ドイツ 第4戦 負 0-3 ポーランド ◆中国開催 第5戦 負 2-3 ブラジル 第6戦 勝 3-0 フランス 第7戦 勝 3-1 中国 第8戦 勝 3-1 ドミニカ共和国 ◆日本開催 第9戦 韓国(6月12日) 第10戦 カナダ(6月13日) 第11戦 セルビア(6月15日) 第12戦 アメリカ(6月16日)