長さ20メートルの太巻き完成 富山・細入地域の新記録、世代超え住民100人協力
交流イベント「ふれあいフェスタ」が29日、富山市楡原(細入)の細入公民館で開かれた。住民が協力して長さ20メートルの太巻き作りに挑戦。見事に完成させ、みんなで喜んだ。 細入北部地区ふるさとづくり推進協議会(生須安幸会長)が、世代を超えた交流の場をつくろうと昨年から企画している。 太巻き作りには子どもからお年寄りまでの約100人が参加。のりと酢飯の上に、キュウリ、卵、かんぴょう、細入地域特産のラッキョウを並べ、タイミングを合わせて巻いた。 作業スペースが狭かった昨年の反省点を生かして今年は広いホールで実施し、昨年より2メートル長い20メートルの太巻き作りに成功。大きな拍手が起こり、全員で持ち上げた。神通碧小学校4年の今井菜々さん(9)は「力を合わせるのが楽しかった。きれいな太巻きができてうれしい」と笑顔を見せた。 「神通ふれあいバンド」による演奏や、細入地域に関するクイズ大会もあり、盛り上がった。