節約のために、トイレットペーパーを「ダブル」から「シングル」に変えました。どのくらい節約になっていますか?
物価高が続くなか、生活必需品ともいえるトイレットペーパーの値段も上がっています。 トイレットペーパーは「ダブル」と「シングル」があり、多くの場合「シングル」の方が長いといわれています。そのため、節約になるからと「シングル」を使っている方もいるでしょう。しかし、実際にどのくらい節約になるか疑問に思っている方もいるかもしれません。 本記事では、トイレットペーパーを「ダブル」から「シングル」に変えた場合、どのくらい節約になるかを解説します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
「シングル」と「ダブル」それぞれかかるコストを計算
一般社団法人日本トイレ協会によると、1回に使うトイレットペーパーの長さは平均0.8メートルとのことでした。そのため、トイレ1回に0.8メートル、1日のトイレの回数を大1回、小8回の計9回として計算してみます。 【シングルの場合】 あるメーカーのシングルタイプのトイレットペーパーは、1袋12ロール入りの6袋セットで、税込み5990円です。そのため1ロールあたりは約83円となります。 1ロールの長さは82.5メートルのため、0.8メートル使う場合には約103回使えます。1回あたりのコストは約0.8円となり、1日あたり約7.2円です。 【ダブルの場合】 同じメーカーのダブルタイプで比較します。値段は1袋12ロール入りの6袋セットで税込み5991円です。1ロールあたりは約83円と違いはありません。 しかし、長さがシングルよりも短く45メートルのため、シングルの半分ほどの約56回しか使えません。1回あたりのコストも約1.5円と少し高くなります。1日で計算すると、約13.5円です。 シングルとダブルでは毎日約6.3円の差となり、1ヶ月では約189円、年間では約2268円の差となります。同じ長さを使用するのであれば、シングルを使った方がコストが安く済む可能性があります。なお仕事や学校で外出する場合、外出先でトイレを使用するためコストは下がると考えられます。