【WEC結果】ル・マン24時間が開幕!予選は僅差でBMW15号車が総合トップ、トヨタの最高位は8号車の11番手
世界三大レースに数えられるル・マン24時間の走行が6月12日に始まった。同日には予選セッションが行われ、15号車BMW MハイブリッドV8が最速タイムをマーク。昨季のWEC王者であるトヨタは苦戦を強いられ、8号車トヨタGR010ハイブリッドが11番手となった。FIA世界耐久選手権(WEC)は6月12日、2024年シーズン第4戦ル・マン24時間の予選を実施。BMW MチームWRTの15号車BMW MハイブリッドV8(ドリス・ファントール/ラファエル・マルチェッロ/マルコ・ウィットマン)が総合トップとなった。 【関連画像】予選総合トップにつけた15号車BMW 今年で92回目の開催となるル・マン24時間。決勝は6月15日16時(日本時間23時)にスタートが切られる。 それに先駆けて、12日には予選が実施。この予選セッションにおける各クラスの上位8台が、13日に行われるハイパーポールに進出する。 総合トップタイムをマークしたのは、ハイパーカークラスの15号車BMWで、3分24秒465を記録。0.177差の2番手はキャデラック・レーシングの3号車キャデラックVシリーズ.R(セバスチャン・ブルデー/レンガー・ヴァン・デル・ザンデ/スコット・ディクソン)、0.266秒差の3番手にはフェラーリAFコルセの50号車フェラーリ499P(アントニオ・フォコ/ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン)が続いた。 TOYOTA GAZOO Racingは8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が11番手となった一方、7号車(ホセ・マリア・ロペス/小林可夢偉/ニック・デ・フリース)は赤旗の原因を作ったとして全タイムを抹消され、ノータイムとなった。 LMP2クラスでは、宮田莉朋を擁するクール・レーシングの37号車オレカ07ギブソン(ロレンゾ・フルクサ/マルテ・ヤコブセン/宮田莉朋)が3分32秒827をマークし、クラストップ、総合37番手に。 また、今季設立されたLMGT3クラスはプロトン・コンペティションの77号車フォード・マスタングLMGT3(ライアン・ハードウィック/ザカリー・ロビション/ベンジャミン・バーカー)が3分55秒263でクラストップ、総合39番手となった。 2024年FIA世界耐久選手権 第4戦ル・マン24時間 予選結果
MotorFan編集部
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