期待外れ…。アジア杯ワーストイレブン【MF】絶不調? 早すぎた敗退、輝けなかった強豪の10番
サッカー日本代表がベスト8で敗退したAFCアジアカップカタール2023(アジア杯)は、カタール代表の優勝で幕を閉じた。今回は、今大会で期待されていたよりも下回る活躍にとどまった選手をピックアップし、ワーストイレブン形式で紹介する。※各データはAFC公式サイトを参照 【画像】期待外れ…。アジア杯ワーストイレブンのフォーメーション
MF:サーレム・アル=ドーサリー(サウジアラビア代表) 所属クラブ:アル・ヒラル 生年月日:1991年8月19日 アジアカップ2023成績:4試合0得点1アシスト ユーロ2020(欧州選手権)でイタリア代表を優勝に導いたロベルト・マンチーニ監督を招聘したサウジアラビア代表は今大会の優勝候補の一角に数えられていた。しかし、ベスト16で韓国代表に敗れて早々に大会から姿を消している。 その責任を背番号10のサーレム・アル=ドーサリーは感じているのではないだろうか。2022年に行われたカタールワールドカップでアルゼンチン代表相手にゴラッソを叩き込んだアジア屈指のアタッカーは、今大会を通して一度もゴールネットを揺らすことができなかった。 決してチャンスがなかった訳ではない。4試合で8本のシュートを放ち、4本のシュートが枠を捉えていた。それでもゴールを奪えなかった。得意のドリブルでシュートにまで持っていけるのだが、最後の精度が足りていないことからも調子の悪さが目についた。韓国代表との決勝トーナメント1回戦でアシストを記録したが、これもトラップミスが偶然味方選手に繋がったもので、意図したプレーではない。彼が敗退の直接の原因ではないが、アル=ドーサリーの不調はマンチーニ監督からすると想定外だっただろう。
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