ドウデュース出走取り消し 引退レースならず―競馬有馬記念
日本中央競馬会は20日、年末恒例のGIレース、第69回有馬記念(22日、中山競馬場、芝2500メートル)に出走予定だったドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫きゅう舎)が「右前肢跛行(はこう)」のため、出走を取り消したと発表した。 武豊が騎乗し、今回が引退レースとなるはずだった。 2022年の日本ダービーを制したドウデュースは今年も天皇賞・秋、ジャパンカップを持ち前の鋭い末脚を発揮して優勝。有馬記念のファン投票では歴代最多となる47万8415票を集め、史上5頭目となる連覇とGI6勝目が懸かっていた。 レース後に予定されていた引退式は、実施を取りやめる。競走馬登録を抹消後は、北海道で種牡馬となる予定。