「遺産分割トラブル」になりがちな特殊ケース、5つ…それぞれの注意点を相続専門税理士が解説
特殊なケースでは専門家の力を借りることもできる
ここまで、遺産分割をするときの注意点をみてきました。遺産ごとに分割方法を指定した遺言書がある場合以外では、相続人どうしで話し合って遺産分割をします。 相続人同士で分け方を話し合うだけなので難しいことではありませんが、遺産分割に参加できない相続人がいて代理人の選任が必要なケースや、被相続人の介護をしていた相続人がいる、逆に特定の相続人が被相続人から多額の金銭的援助を受けていた、などの事情で相続分の調整が必要なケースでは、難しい手続きが必要だったり、時には争いに発展する場合もあります。 そういったケースに当てはまる場合には、専門家に相談しながら進めることもできます。代理人の選任や相続分の調整で不明な点があれば、遺産分割に詳しい弁護士に相談するとよいでしょう。
税理士法人チェスター