昼間の結婚式に呼ばれたとき、ノースリーブで出席するのはマナー違反⁉ 【祝いの席での正しいドレスコード】
多くの場合セミアフタヌーンドレス。具体的はどのようなスタイルのこと?
「正礼装」のアフタヌーンドレスよりも少しドレスダウンしたものが、準礼装にあたるセミアフタヌーンドレスです。背中・首元の露出度は、アフタヌーンドレスと同じく控えめである一方、スカート丈と袖丈はしばりが少なめです。スカート丈は膝下からふくらはぎあたりの長さで、袖丈は半袖や5分袖のものを選んでも構いません。
なぜドレスコードが必要なのか?
その催しに参加する方々の服装がバラバラだと、その場の雰囲気が乱れてしまうからです。ドレスコードは、自分もその場の雰囲気を作る一員であることを忘れないように心得ておきましょう。このドレスコードを守れば、安心して当日を迎えることができます。 更に、初対面同志であっても、互いに好感や安心感を持って過ごすことができます。このように、ドレスコードもまた、自他への思いやりの心からつくられているのです。
ファッションは「パブリックウェア」と「プライベートウェア」に分けらる
結婚式に参列するときに着るフォーマルウェアは「パブリックウェア」になります。 「パブリックウェア」で大切なことは「身だしなみ」を整えることと、必ずドレスコードを守ることです。 【前編】では、結婚式に何を着ていくかを考える際に知っておきたい基本のマナーと世界基準についてお伝えしました。 ▶つづきの【後編】では、フォーマルウエアの決まり、OKな色の服&NGな服の色、アクセサリーやバッグの選び方、オープントゥのパンプスはアリ?ナシ?……など、具体的な衣装選びのときに役立つ5つのマナーを教えていただきます。
エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美