新型「ベントレー フライングスパー」がデビュー。システム最高出力782ps、最大トルク1000Nmのハイパーモデル
0-100km/h加速3.5秒。ベントレー史上最強の4ドアセダンが誕生
2024年9月11日(英・現地時間)、ベントレーは第4世代となるラグジュアリー4ドアセダン「フライングスパー」のワールドプレミアを行った。ベントレーの4輪駆動の新パワートレイン「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」(PHEV)を搭載し、システム最高出力782ps/最大トルク1000Nmを発揮する、ハイパーモデルだ。 【写真はこちら】マリナーコーチビルド譲りの「ライトスカルプチャー」技術を展開(全6枚) 20年近くにわたり、ラグジュアリー4ドアセダンの王者として君臨してきた「ベントレー フライングスパー」が、4輪駆動のハイパーな新パワートレーン「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」(PHEV)を搭載して、第4世代へと生まれ変わった。 「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」(PHEV)のハイパーぶりをまずは紹介しよう。V8 4Lツインターボ(最高出力600ps/最大トルク800Nm)と電動モーター(最高出力190ps/最大トルク450Nm)の組み合わせに8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が採用されたこのシステムは、スポーツモードでシステム最大出力782ps/最大トルク1000Nmというとてつもない数字を叩き出す。 前モデルのW12搭載「フライングスパー スピード」と比べると、最高出力が659psから782ps(システム最高出力)に19%アップされ、ム最大トルクが900Nmから1000Nm(システム最大トルク)へと11%超アップされたことになる。 そして、そのパフォーマンスは0から100km/hをわずか3.5秒で駆け抜ける。これは、前モデルより0.5秒速タイムとなる。もちろん、ベントレー史上最強の4ドアセダンとなったことは言うまでもないだろう。 パワースペックだけでなく、環境への配慮も怠りない。V8 4Lツインターボは、従来の真空システムから350バールの燃料噴射圧を採用することで、クリーンな燃焼と改善されたCO2排出量を実現しているという。 また、電動モーターによってターボラグが解消されるとともに、ツインシングルスクロールターボチャージャーを使用することで高温での運転が可能となり、CO2排出量が最小限に抑えられているという。このため、シリンダーのディアクティベーションハードウェアが不要となり、電動モーター使用時にはエンジンを完全にオフにすることができるようになっている。
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