ゲストに井上尚弥、解説に村田諒太氏、西岡利晃氏、山中慎介氏、八重樫東氏の出演が決定

　プライム・ビデオは4日、13日と14日に東京・有明アリーナで行われるボクシング世界戦7試合を含む2日間興行「PRIME　VIDEO　BOXING　10」の出演者を発表。 　世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（13日のみ）、「Prime　Video　Presents　Live　Boxing　1」でゲンナジー・ゴロフキンと激闘を繰り広げた、ロンドン五輪金メダリストで元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏（14日のみ）、“スピードキング”の愛称で親しまれた元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃氏、“神の左”と呼ばれた左ストレートを武器にWBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介氏、元世界3階級王者で現在は解説やトレーナーとしても活躍中の八重樫東氏（13日のみ）の現役、元日本人世界王者5人がゲストとして登場。実況は鈴木健アナウンサー、中野謙吾アナウンサー、山本紘之アナウンサー、川畑一志アナウンサーが務める。 　ゲストとして登場する井上尚は「この度は『Prime　Video　Boxing　10』の開催おめでとうございます。今回は7つの世界タイトル戦を含む、8試合のビッグマッチが行われます。2日間に渡って行われるこの豪華すぎるイベントに、日本のボクシングがすごい時代に突入したなと感じさせられ、非常にワクワクしています。特に、弟の拓真の試合は日本人対決で非常に盛り上がると思います。調整も進んでおり、過去イチの仕上がりで試合に臨んでくれると思います。階級が近いこともありバンタム級の試合は個人的にも注目しています。その他の試合も目が話せない試合ばかりです。皆さんに楽しんでもらえるように盛り上げていきたいと思っています」とコメント。 　「Prime　Video　Boxing」初出演となる西岡利晃氏は「この度は『Prime　Video　Boxing　10』の開催おめでとうございます。このような大きなイベントにゲストとして参加できることを大変光栄に思っています。私自身、Prime　Videoのボクシングのライブ配信に出演するのは初めてですが、これまでボクシングの魅力が詰まったいい試合を多く配信されているなと感じながら見ていました。今回解説する側になり、できるだけ多くの人がボクシングに興味を持ってもらえるように私もボクシングの魅力を発信できればと思っています。ぜひ皆さん、『Prime　Video　Boxing　10』にご期待ください」とコメントした。 　また試合順も発表となり、DAY1の13日メインは王者・井上拓真（28＝大橋）と同級2位・堤聖也（28＝角海老宝石）によるWBA世界バンタム級タイトルマッチ。DAY2の14日メインは王者・中谷潤人（26＝M.T）と同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ（30＝タイ）によるWBC世界バンタム級タイトルマッチ。初のタイトル戦に挑むWBA、WBC世界バンタム級3位の那須川天心（26＝帝拳）は14日のセミで登場予定となっている。 　「Prime　Video　Boxing　10」配信予定試合は以下のとおり。 ＜10月13日＞ 　【第1試合】▽WBO世界ライトフライ級王座決定戦　同級1位　岩田翔吉（28＝帝拳）―同級2位　ハイロ・ノリエガ（31＝スペイン） 　【第2試合】▽WBA世界フライ級タイトルマッチ　王者　ユーリ阿久井政悟（29＝倉敷守安）―同級15位　タナンチャイ・チャルンパック（24＝タイ） 　【第3試合】▽WBC世界フライ級王座決定戦　同級1位　寺地拳四朗（32＝BMB）―同級2位　クリストファー・ロサレス（29＝ニカラグア） 　【第4試合】▽WBA世界バンタム級タイトルマッチ　王者　井上拓真（28＝大橋）―同級3位　堤聖也（28＝角海老宝石） ＜10月14日＞ 　【第1試合】▽WBO世界フライ級タイトルマッチ　王者　アンソニー・オラスクアガ（25＝米国、帝拳）―同級1位　ジョナサン・ゴンサレス（33＝プエルトリコ） 　【第2試合】▽WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ　王者　田中恒成（29＝畑中）―同級6位　プメレレ・カフ（29＝南アフリカ） 　【第3試合】▽WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦（10回戦）　同級1位　那須川天心（26＝帝拳）―同級2位　ジェルウィン・アシロ（23＝フィリピン） 　【第4試合】▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ　王者　中谷潤人（26＝M.T）―同級1位　ペッチ・ソー・チットパッタナ（30＝タイ） 　興行のもようはプライムビデオで独占ライブ配信される。