【エイジングケア“しとけばよかった”ランキング】美プロ先輩の後悔から学ぶ「30代から始めるべきケア」
昔の自分を殴ってでも止めたいこと
◆美プロ先輩に聞きました! 「洗顔ってお湯だけのほうがいいんでしょ?」 「コンタクトレンズをつけたまま寝る」 「不規則な生活・睡眠不足」 「甘いもの・冷たい食べ物のとりすぎ」 「コンタクトのつけっぱなしで目まわりの老化が加速した気がする」(美容エディター 前野さちこさん) 「老化は不規則な生活の積み重ね。あんなに仕事ばかりせず、寝ておけばよかった」(美容ライター 山崎敦子さん) 「甘いもの由来の糖化ぐすみが響いている気がする……冷凍庫のアイスを没収したい」(美容ライター 長田杏奈さん) 「肌のためを思ってやっていたお湯洗顔。今思えば逆効果!」(バイラ美容担当副編集長 スガコ)
どうしてエイジングケアが必要なの?
◎きちんとケアできていれば老化は遅らせることができるから 横軸は年齢。加齢とともに下降していく青線が、ケア次第で赤線のようにゆるやかに。エイジングにあらがうのではなく加速をゆるめる、オプティマルエイジングという発想。
「30代は環境も肌組織も変化する時期」 ーー内科・皮膚科医 友利 新先生 「エイジングの変化が出始める30代は、責任ある仕事を任されたり、結婚・出産などライフスタイルが大きく変わるタイミングでストレスが多い時期。また肌内でのエラスチンやコラーゲンの生成、血の巡りや代謝サイクルも20代後半からゆるやかに低下し、徐々に肌表面に現れてきます。肌の仕組みとしても外的要因としても、負担が大きい時期だからこそ、今適切なケアをしておかないと5年後の老化に拍車がかかります。ここで食い止める気持ちで、正しいエイジングケアをスタートしましょう!」(友利先生) 「肌をとりまく状況は昔より過酷に」 ーートータルビューティアドバイザー 水井真理子さん 「皆さんの親世代が30代だった頃よりも、今は夏の猛暑やPC・スマホの使用で肌をとりまく環境が過酷になっているのが事実。きちんとケアしなければ、母親の年齢になったとき、今のお母さまより老化が加速している可能性が高いです。ただ、昔と比べて化粧品は確実に進化中。今から優秀なコスメたちに頼って正しいケアをすれば、エイジングの加速をゆるやかにすることができます。“美容医療で一発逆転”も、スキンケアで土台を構築していてこその効果実感。まずはコツコツ丁寧なケアを!」(水井さん) イラスト/白ふくろう舎 取材・原文/中島 彩 ※BAILA2024年12月号掲載