突然、庭に現れた痩せ細った子猫を保護した結果→ゴロスリの甘えん坊になった姿に「いっぱい遊んで大きくな~れ」の声
「一週間前の金曜に初めてケージから出て、今週の金曜にはもう普通にねぇさん達と並んでご飯を食べるし、給水器でお水飲めるし、ねぇさん達と同じトイレ使えるし、私とも遊べるし、夜はみんなと一緒に寝室で寝てるし。あずきは出木杉くん」 【写真】保護当時、ケージの中でカメラを見つめるあずきちゃん 2024年7月13日、飼い主の@unikomuginさんは、愛猫「あずき」ちゃんの写真と動画をX(旧Twitter)に投稿。そこには、あずきちゃんがケージの中から周囲の様子を伺う姿、窓辺で佇みながら遊ぶ姿、そして床にゴロンと寝そべっておもちゃで遊ぶ姿がうつっています。 まだ1才に満たないあずきちゃん。飼い主さんのおうちに迎えられ、のんびりと穏やかな日々を送っていることが見てとれるショットに、思わず、笑みがこぼれてしまう人は少なくないでしょう。 リプライには「にゃんと優秀にゃんだ~」「あずきちゃんの慣れるスピードが凄すぎてビックリ!! 賢いコですよね! 先住ちゃんともあんなに仲良くなれるのはまるで前から『ここは、あずきのおうち!!』と決めてたみたい」「あずきちゃん、すっかりなじんで、良き良き……です。いっぱい遊んで、大きくな~れ」などの声が。 また、「すっかりここの住人になりましたね。もしかしたら、そのうちここの主になるかも!! ハッピーあずきちゃん、いつまでもね」とのリプライに対して、飼い主さんは「なりましたね。きっとまだ冒険中だけど楽しく好奇心を炸裂させてほしいです」と現在の心境を明かしています。
突然、庭に現れた小さなあずきちゃん。保護後の様子は…?
あずきちゃんと飼い主さんの出会いは、2024年6月上旬のこと。小さなあずきちゃんが、突然、ふらりと飼い主さんのおうちの庭に現れました。 飼い主さん: 「野良猫を見ることはほとんどない地域なので驚きました。しかも、当時のあずきは、痩せて毛並みもボロボロ……。とても小柄で、成猫には見えませんでした。そのまま放っておくことはできず、近所の方々のおうちで暮らしている猫では無いことを確認。その結果、どこのおうちの家猫でもないことがわかっため、保護することを決めました」 飼い主さんは、あずきちゃんを保護するために、まず、「安心してごはんをもらえるところ」と認識してもらえるように、決まった時間にお皿をカンカンと鳴らし合図をしてごはんを置くようにしました。すると、あずきちゃんは、朝晩、おうちにやって来てくれるようになったそうです。 飼い主さん: 「地域の保護ボランティアさんに相談し捕獲器を借りました。少しずつ捕獲器と私自身に慣れてもらうように努めて、2週間経った頃、捕獲器を使わず抱っこでキャリーに入れることができました」 あずきちゃんを保護した翌日、飼い主さんは保護ボランティアさんが提案してくれたプランにのっとって動物病院へ。各種検査やワクチン、避妊手術などの処置をして、あずきちゃんをおうちに迎え入れました。 飼い主さん: 「最初の一週間はケージからは出ませんでしたが、クッションの上で寝そべっているあずきをなでるとゴロゴロとのどを鳴らし気持ち良さそうにフミフミ……。ごはんもきちんと食べ、用意したトイレも使ってくれました」 「初めてケージから出たときは、窓辺を行ったり来たりしながら、窓ガラスをガジガジすることも。うちには先住猫が2匹いるのですが、そのうちの1匹があずきに興味津々で、ケージに入り込んで過ごすこともありました。当のあずきは、日を追うごとに外への関心が薄れ、部屋の中を探検するように。私が家にいるときはぴったりとくっ付いて甘えるようになりました」 2匹の先住猫をミルク期から育てた飼い主さんですが、外で暮らしていた猫を迎えるのはあずきちゃんが初めてでした。 飼い主さん: 「当初は、不安もありましたが、今では先住猫たちとも程良い距離感を保ちながら過ごすように。いっぱい食べて遊んで寝て、すっかり家猫生活を満喫しているようです」