記憶から消したい…。アーセナル、21世紀最悪の選手(5)32億円で獲得したのに…。1年で構想外となったFW
イングランドを代表する名門であるアーセナルには、これまで数多くの選手が在籍してきた。ティエリ・アンリらクラブ史に残る活躍を披露した選手がいた一方で、期待に応えられなかった選手も数多くいる。今回は、21世紀以降のアーセナルにおいて期待外れな結果に終わった選手をピックアップして紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。
FW:ルーカス・ペレス(スペイン) 生年月日:1988年9月10日 在籍期間:2016年夏~2018年夏 移籍金:2000万ユーロ(約32億円) クラブ通算成績:21試合7得点5アシスト 2016年夏にアーセナルに加入したルーカス・ペレスも “呪いの9番”を背負った選手の一人だ。 このスペイン人ストライカーはデポルティーボ・ラ・コルーニャに所属していた2015/16シーズンに大ブレイク。ラ・リーガで17得点10アシストという圧巻の成績を残し、この活躍に目をつけたアーセナルが2000万ユーロ(約32億円)の移籍金で獲得に成功した。 アーセナルでも同じような活躍が期待されていたが、最前線に君臨していたオリビエ・ジルーの牙城を崩すことができず。また、怪我にも泣かされたことで満足のいく出場機会を得ることができなかった。 プレミアリーグでは1ゴールに留まったことで見切られてしまい、翌夏に加入したアレクサンドル・ラカゼットに背番号9も奪われてしまった。 加入から1年後の2017年夏の移籍市場の最終日に、期限付き移籍という形で古巣デポルティーボ・ラ・コルーニャへの復帰が決定。翌夏にアーセナルへ戻ったが、ペレスの不在期間中にヴェンゲル政権は終焉を迎え、後任のウナイ・エメリの下でも構想外に。ノーインパクトのまま、わずか440万ユーロ(約7億円)の移籍金でウェストハムへと放出となった。
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