「デジタル処理に変えたことで起きた」自動車税の通知書を別人に誤送付 過去の住所に送付するミスも…滋賀県で計700件
滋賀県は、県民に5月送付した自動車税の納税通知書について、別人のものを送るなどのミスが約700件あったと発表しました。 県の会見によりますと5月9日以降、県民から「身に覚えのない納税通知書が届いた」などの連絡が県に入りました。発送した納税通知書約38万通を調査したところ、16日時点で、 ▼複数の車を持つ納税者のデータをまとめて、通知書を送付する「名寄せ」という作業の際に、別人の通知書を同封した誤送付が10件 ▼住所変更の情報が税務システムに反映されていない状態で、過去の住所などに送った誤送付が684件 それぞれ判明したということです。 県は「今年度分から、デジタル技術を活用した事務処理方法に変えたことで、起きたミス」と説明しています。 誤った通知書を受け取った人の中にはすでに納税した人もいるといい、県は関係した人全員に謝罪した上で、還付や再度、通知書を送るなどの対応をとるとしています。
ABCテレビ