渋谷駅直結・コスパ抜群の立ち食い寿司など、注目の12店〈大木淳夫の10月の新店アドレス〉
BIANCHI
住所: 東京都港区六本木7-17-19 BPRスクエア 2F TEL: 03-6910-5096
なぜ今までなかった? 「茅乃舎」のおでん屋
9月30日、六本木の東京ミッドタウンにはおでん専門店「茅乃舎 だしおでん 東京ミッドタウン店」がオープンしました。「茅乃舎だし」といえば、今に続く高級だしブームの火付け役で、特に2010年にミッドタウンに販売店がオープンしてからその名声が広がりました。こちらはその隣、以前「汁や」だった場所です。
夜にうかがいましたが、おでん種には福岡の会社だけに「ごぼう天」も。大根は、あのだしがたっぷり浸み込んでいて、おでん屋さんを出したのは正解だなあと。締めの「おでんだしのおいなり」や「おでんだしの〆蕎麦」もしみじみおいしい。これからの季節、需要が高まりそうです。お昼はおでんだしの牛丼やカレーライスも提供しています。
茅乃舎 だしおでん 東京ミッドタウン店
住所: 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア B1F TEL: 03-3479-0880
一人の時間を楽しめるカフェとイタリアンバル|もう一段上のコーヒー
10月13日、千駄ケ谷にオープンしたロースタリー&コーヒーショップ「uni sendagaya」は注目です。「uni」といえば表参道のGYREにあって、階段状に積まれた木のブロックが印象的なカフェですが、こちらはそのラボラトリー的な意味もあり、より深くコーヒーの魅力に浸りたい人向けのお店。
コロンビアの「ラスフローレス」という豆のコーヒー(1,500円)をいただきましたが、目を閉じて飲んでいたら、上質なハーブティーと間違えそうなほど、香り、酸味、甘みが素晴らしく驚きました。うかがうと、バリスタの世界大会レベルのクオリティとのこと。
入口そばには、オランダ・ギーセン社製の焙煎機が鎮座。運が良ければ、2016年のジャパンハンドドリップチャンピオンの佐藤昂太ディレクターの焙煎を目の前で見られるかもしれません。アップルパイやホットサンドなどもありますが、実はオーナーは一つ星フレンチ「l'elan (レラン)」の信太竜馬シェフなので、こちらも高クオリティ。一人リラックスしたいときには最高のお店かもしれません。