【プレミア12】初優勝を目指す台湾が戸郷を攻略 5回に2本のアーチで一挙4得点!前日先発回避の林昱珉は4回1安打0封の快投!
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 決勝 日本ー台湾(24日 東京ドーム) 初の決勝進出を果たし、初優勝をめざす台湾は0-0の5回に2本の本塁打で4点を奪った。 日本の先発・戸郷翔征(巨人)に対し4回まで好機をつくるも、あと一本が出ず迎えた5回。先頭の8番・林家正(27)が1ボールからの2球目の150キロストレートを逆方向、右中間スタンドへ運ぶ1号ソロを放ち1-0と先制。 さらに1死から1番・陳晨威(30)が右前安打、2番・林立はフルカウントから四球で出塁し一、二塁となり、3番・陳傑憲がフルカウントからの7球目の150キロストレートをライトスタンドへ叩き込む2号3ランを放ち、この回大量4得点で4-0。 結局戸郷から5回までに7安打を浴びせ4点を奪い、降板に追い込んだ。 先制ソロの林家正はダイヤモンドバックス傘下に所属する捕手。ドラフトを通じてアメリカプロリーグと契約した初の台湾選手で、今大会は打率1割台と不振だった。また3ランを放った陳傑憲は高校時代に岡山共生高校に留学しプレー。23年のWBCでも全4試合にスタメン出場を果たしていた。 投げては前日のスーパーラウンド日本戦で予告先発も、直前の試合で決勝進出が決まり登板を回避した先発左腕・林昱珉(21)が好投。日本打線を相手に4回まで、7番・源田(西武)の内野安打1本、3奪三振無失点の好投を見せ降板した。