「正直、もう選手がどうこう言えるレベルじゃない」堂安律が伊東純也の離脱に見解「意見が全て通るとも思ってなかった」【現地発】
「もちろんみんな言いたいことがたくさんあるでしょうけど」
日本サッカー協会は2月2日、週刊誌による性加害疑惑報道を受けて、伊東純也の日本代表からの離脱を発表した。 【PHOTO】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評。最高点は右サイドの2人。“持っている”10番をMOMに選出 伊東を巡っては、1日にいったん離脱が発表されたものの、選手や森保一監督ら「現場の総意」によって処遇が保留に。2日に改めて離脱が発表される異例の事態となった。 2日の練習後に取材に応じた堂安律は、この一件についてこうコメントした。 「たくさんの意見がいろんな専門家を含めて出てると思うけど、正直もう選手たちがどうこう言えるレベルじゃないとこまで来ていると思う。僕たちは専門家でも何でもないんで。もちろんみんな言いたいことがたくさんあるでしょうけど」 10番を背負うレフティは、「おそらくサッカーファンのみんなはたぶん、アジア杯中にそういう雑音が増えてきて、どう思ってるんやっていう意見がたくさんあると思いますけど、それに関しては、そんなことに屈しないっていうのが僕たちの選手の意見。そんなんで惑わされてるようなチームじゃないんで、それはチーム全員が認識してることかなと思います」と続け、動揺などはないと強調した。 「二転三転で選手も振り回されてるのでは?」という質問には、「もう簡単な話じゃなくなってる中で、自分たちの意見も出した中ですけど、選手たちの意見が全て通るとも思ってなかったのも事実ですし、ただ何も言わなければ、自分たちが後悔するっていうのもあった中で意見を出したまでで、決定したんならもう仕方ないんで」と回答。こう話している。 「もちろん二転三転した中で、選手だけじゃなく、メディアの人も含めてみんなたぶんどうなってんだってことは気になったと思うんですけど、僕らはチームのことなんで。他人のことだから気にしないよじゃなく、自分のことのようにみんな考えた上で意見を出して話した。全然、嫌じゃなかったですよ」 日本代表は3日にアジアカップの準々決勝で、難敵イランと対戦。一連の騒動を乗り越え、試合に集中できるか。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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