「何言っているの。うっとうしい(笑)」伊東輝悦がトルシエジャパン時代の苦悩を告白「受け入れるしかなかった」
「中央でやりたい。でも稲本や他の選手もいたり」
J3のアスルクラロ沼津に所属する元日本代表のMF伊東輝悦が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。フィリップ・トルシエが日本代表を指揮していた頃を振り返った。 【動画】伊東輝悦がトルシエジャパンを回想! 1997年に日本代表に初招集された伊東は、翌年のフランス・ワールドカップのメンバーにも選出。その後のトルシエジャパンでも代表入りを果たしていたが、2002年の春に左膝内側靭帯を負傷して手術。その影響もあり、同年夏の日韓W杯への出場はならなかった。 怪我以外にも、任されるポジションで葛藤があったようだ。 「ポジションをいろいろ、右のワイドをやったりしたことがあるんですよ。ウイングバックみたいな。中央でやりたい、でも中央だと当時は稲本(潤一)だったり、いろいろ他の選手もいたりとか。こっちでもっと勝負したいと思いながら、でも試合に出たいし、みたいな。ここは受け入れるしかなかったというか。だから、何かすっきりしないところがありながらプレーしていた」 また、選手に対して自己主張を求める“トルシエ流”については、寡黙なタイプの自身にとっては「何言っているの。うっとうしい(笑)」と思っていたという。 一方、怪我については、翌年にはしっかり回復。Jリーグで活躍し、50歳となった現在も現役を続けている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部