メジャー球場で観客が銃弾で負傷する衝撃事件
セントルイスディスパッチ紙によると、セントルイスの警察は「全く罪のない人が被害に遭った。安全の重要性と、責任を持って銃を所有することを、引き続き強調する」としているそうだ。 3日(日本時間4日)のカージナルスとブルワーズの試合は中止になったが、この事件とは関係ないようで、降雨と悪天候のためと発表された。 アメリカでのスタジアム内外での暴力事件や事故は決して少なくない。2004年には、レッドソックスがア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに勝った直後、球場外でファンの女性が警官の誤射によって死亡する事件もあったし、2011年にはNFLのフォーティーナイナーズーレイダーズの試合中のトラブルから、場外駐車場で2人が撃たれる事件もあった。2013年にサンフランシスコの球場の外で、ドジャースファンがジャイアンツのファンと喧嘩となり殺害される事件まであった。2013年にはボストンマラソンを狙った爆破事件まであったため、米国の各スポーツイベント会場では、警備の目を光らせ、場内に銃などの危険物を持ち込ませないようにセキュリティに関しては万全の態勢が整えられている。 それでも球場外からの流れ弾で観客が負傷した事件は、多くの人にとっては想定外で衝撃的な事件。腕のケガが軽傷だったことだけが不幸中の幸いだろう。