日本維新の党大会、来年3月1日に ガバナンス委員会設置、飲食費の上限など議論へ
日本維新の会は23日、党大会を来年3月1日に東京都内で開くと発表した。大阪市の党本部で開いた常任役員会で決めた。終了後、岩谷良平幹事長は記者団に「来年夏には都議選を控えている。東京も含めて『維新あり』と示すために開催する」と述べた。 常任役員会は吉村洋文新代表の就任後初めて。吉村氏は会合冒頭で「厳しい状況での出発だが、維新としての理念や考え方を固め、必要な改革を訴えていく」とあいさつした。 常任役員会では、党執行部の運営をチェックするガバナンス委員会の設置と、ガバナンスコード(統治原則)の策定を承認した。 吉村氏は代表選でガバナンス委員会設置を公約として掲げ、党幹部で飲食する際は党の活動費を支給せず、政治資金をあてる場合も1人5千円までに制限する案も打ち出していた。 ガバナンス委員会は党規約に基づき、諮問機関として設置。今後、委員会のメンバーを決めた上で、飲食費の金額や党の意思決定のあり方などを議論する。