「梅雨型」熱中症に要注意──6月からなりやすい「3つの理由」 “隠れ脱水”のチェック方法と対策は?【#みんなのギモン】
■発汗、水分補給…梅雨型熱中症の予防策
加納解説委員 「隠れ脱水だけでなく、そもそもの梅雨型熱中症の予防策を藤永副院長に聞きました。まずは暑さに体を慣らすことが大事です。具体的には汗をかく練習をすることです」 「雨の日でもできることとしては、湯船に入って汗をかく、家の階段の昇り降りや掃除など、家事を頑張ってじわっと汗をかくのもいいそうです。特にふくらはぎの運動が大切とのことで、座ったままでも、かかとを上げ下げして動かしてもいいそうです」 「そして、適度な水分・ミネラル補給が大事です。のどが渇いてからでは遅いです。早め早めに飲みましょう。少なくとも、起きた時や入浴前、寝る時には200cc、暑い日は1時間おきに100ccとるといいそうです」 斎藤キャスター 「運動をしているとこまめに(水分を)とるのは習慣化されていますが、そうじゃないとなかなか(難しいです)。のどが渇いたら飲む、ということになってしまうので、習慣化できればいいですよね」 加納解説委員 「それが一番安全ですよね。また環境面では、温度・湿度の管理が大切ということで、エアコンを適切に使うことも大事です。エアコンの設定温度ではなく室内の温度は28℃くらい、湿度は40~60%くらいに保つといいそうです」
■気になる電気料金、補助金を再開へ
加納解説委員 「電気料金が気になるという方もいると思いますが、命を守るためには、エアコンは適切に使ってほしいと思います。その電気料金について、政府は補助金を再開すると発表しています」 「補助金は8~10月に再開され、複数の政府関係者によると、1kWhあたり3.5円とする案を軸に調整しているということです。補助が始まれば、標準的な使用量(月に400kWh)の家庭の場合、月に約1400円減額されることになります」 山崎誠アナウンサー 「夏の暑さ、冬の寒さが厳しい時の空調と電気代のてんびんというのは本当に大変だと思いますが、命が関わることですので、効率のいい使い方などをうまく取り入れてやっていきたいですよね」 加納解説委員 「梅雨時期は真夏の一歩手前で、まだ大丈夫と思いがちですが、油断をせずに、水分補給などに気を付けて、不快な梅雨を元気に乗り切りましょう」 (2024年6月25日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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