自己記録”65cm/5kg”のバスは◯◯中に釣れた!【琵琶湖】
仕事の電話中にフッキングを決め、スマホを放り投げた
その唯一、有望に思えた沈みモノへと入り直した、この哀れな語り部。投げるのは…デプスとラーメンの有名チェーン店である天下一品がコラボレーションした『カバースキャット3.5インチ 天下一品バージョン』。このルアーにはどうも何かある…ような気がする。といっても、この日初めて使うのだが…。 天下一品カバースキャットを例のスポットへロングキャストで投じる。カウントダウンしながらしっかりとルアーとラインを沈めていくと…語り部のスマホが鳴った。出てみると、某釣り具メーカーの方から、ここでは言えない内容の話が始まった。これがよかったのかもしれない。 電話をしながら、2ジャーク&ロングポーズをしていると…ん? ジャークしたときに重さを感じる。それでもジャークを続けると…やっぱり重い。これは食ってるな。すかさず、リールをグリグリと巻くこの哀れな語り部。耳にスマホを当てたまま、完全に重くなったところで、思い切り抜き上げるような合わせをくれた! よっしゃ、乗った! この直後、先方に「すみません、魚が掛かったのでまた後でお願いします!」と電話を切り、スマホを投げ捨てた。相手も釣り人なのでわかってくれるはず…。 グン、グン、と、体重を乗せて突っ込むような動きを見せる、20ポンドラインの先にいるバス。これは…デカいんじゃないの? パワーファイトの末、水面に上がってきたのは…ロクマルはある、4kgはあるかな…という魚体。まだこのときはこれが自己新記録とは思わなかった。 ボートに上げて、メジャーを当てると…65cm。ちなみに、65cmのバスを釣ったのはこれが4匹目である。 1投で勝負が決まった真冬の最強ルアー対決。とある事情で、このバスを一眼レフカメラでしっかり撮影する必要が出てきたため、カバースキャットはその後2~3投しただけで、ボート屋さんに帰ることになった。 レンタルボートひさの屋の桟橋で測ってみたところ、デジタル秤の表示は「505」。5050g。つ、ついに…5kg超えを達成した!