【BCターフ】「危険な人気馬」名手ムーア魅力も…ルクセンブルクは「2番手、3番手の馬」
アイルランドのルクセンブルク(牡5、A・オブライエン)は危険な人気馬だ-。昨年はオーギュストロダンでイン突きを決め、これまでもBCターフで数々の神騎乗を見せてきたライアン・ムーア騎手とのコンビ。金曜の2歳G1も絶好調だった「バリードイルの主戦ジョッキー」を起用してきたところに魅力を感じるかもしれないが…。 重い馬場だった今年の凱旋門賞で1着だったブルーストッキング、3着だったロスアンゼルスと同じキャメロット産駒。以前は軽い馬場で結果を出してきたが、年初のサウジ、ドバイで結果を出せなかったように、今年に入ってからは時計の出やすい馬場で結果が出てない現状だ。 エイダン・オブライエン師は「ルクセンブルクは他のレースでは私たちの2番手、3番手の馬ですが、ここでは1番手です。このコースト距離は彼に合っていると感じていて、その走りを楽しみにしています」とコメントしている。昨年のこのレースを勝ったディープインパクト産駒オーギュストロダンはジャパンC参戦が決まっている。あくまでエイダン・オブライエン厩舎のエース格はBCクラシックに出走するシティオブトロイ、ジャパンCに遠征するオーギュストロダンであり、ルクセンブルクは1枚落ちるという認識だろう。