他の子よりも「転びやすい」5歳の時に抱いた違和感…その後、30歳となった今、自身の体と向き合いながら夢を追う理由に迫る
環境を整えるための工夫
畠山さんは、自分が格闘ゲームをプレイできるようにするために、様々な工夫を凝らしています。例えば、コントローラーを自作し、それを使ってゲームを楽しむ方法を見つけました。 また、同じように障がいを持つ人々がゲームを楽しめるように、情報を発信したり、自身でも「ハチエフ HACHIMANTAI 8 FIGHTS '24」というイベントの主催を務めています。 「僕が工夫していることを、他の人にも知ってもらいたいんです。自分一人ではなかなか難しいことも、情報を共有することで、多くの人が挑戦できるようになります」
eスポーツの未来と畠山さんの目標
畠山さんの目標は、eスポーツを通じて障がいを持つ人々が活躍できる場を広げることです。そのために自分自身もプレイヤーとして成長し続けるとともに、イベントの企画や運営に力を注いでいます。 この夏、畠山さんはラスベガスでのeスポーツ大会へ参加をしました。 「僕がラスベガスに行くのは、単に自分のためだけではありません。日本の障がい者eスポーツの未来を切り拓くための第一歩だと思っています」 畠山さんの活動は、障がいを持つ人々にとって大きな希望となっています。彼の情熱と努力が、これからも多くの人々に勇気を与え続けることでしょう。 出典:難病医学研究財団/難病情報センター『筋ジストロフィー』 https://www.nanbyou.or.jp/entry/4522
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