樋口新葉がGP初V!SP4位から逆襲 合計196・93点 北京五輪後、疲労骨折休養経て悲願の頂点
「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(19日、アレン) 女子フリーが行われ、北京五輪団体銀メダルでSP4位の樋口新葉(ノエビア)がフリー130・81点、合計196・93点で初優勝し、グランプリ(GP)をファイナルを含めて初制覇した。 【写真】演技を終え、笑顔で座り込む樋口新葉 出し切った感がにじむ 北京五輪出場後に右すねの疲労骨折が判明。回復遅れにより22年10月に残り全ての試合を休むことを発表していた。23年7月に288日ぶりに実戦復帰。同年12月の全日本選手権は12位だった。24年9月には東京選手権を優勝し、「今がピークじゃないと感じている。ここから上げていく」と気合十分だった。 SP3位の渡辺倫果(三和建装・法大)が合計195・22点で2位、SP10位の青木祐奈(MFアカデミー)が合計183・03点で7位だった。