「ヤクルト1000 糖質オフ」全国発売へ カロリーも32%減 1日103万本販売目標
ヤクルトは今月1日に東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で先行発売した乳酸菌飲料「ヤクルト1000 糖質オフ」を来年1月6日から全国で発売する。大ヒット商品「ヤクルト1000」の糖質とカロリーを32%減らし、同社独自の「乳酸菌シロタ株」が1本(100ミリリットル)に1000億個含まれている。睡眠の質が向上し、ストレス緩和に効果があるヤクルト1000は、売り切れが続出する人気商品。健康面にさらに配慮した商品を投入し、新たな顧客の開拓も図る。 新商品の希望小売価格は130円、7本パックは同910円(いずれも税別)。ヤクルトレディの訪問販売で購入することができ、1日あたり103万2000本の販売を目指す。 同社によると、全国に約160万人いる「ヤクルト1000」の顧客のうち、カロリーを気にしている層が27%を占めているという。通常の商品より糖質を減らし甘さを抑えた「ヤクルト1000 糖質オフ」を投入することで顧客の離反防止を狙う。