日本に92年ぶりにメダル獲得 総合馬術団体の大岩義明選手ってどんな人?
長野県諏訪市の光学機器メーカー所属
馬術の総合馬術団体で大岩義明(nittoh=長野県諏訪市)らの日本が銅メダルを獲得した。馬術の日本勢では1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で優勝した西竹一以来、92年ぶり2個目のメダル。 【写真】メダル獲得を目指し、5度目の大舞台に挑む大岩義明
就職後に一念発起、北京五輪で初出場
大岩選手は諏訪市の光学機器メーカー、nittoh所属。母の勧めで8歳の時に馬術を始めた。高校、大学と競技を続けたが、いったんは同社の関連会社に就職。だが、2000年シドニー五輪をテレビ観戦し、「自分の人生はこれでいいのか」と一念発起。01年に単身渡英し、競技を再開し、北京五輪で幼い頃からの夢だった五輪に初出場した。以来、5大会連続で出場している。