【MLB】フィリーズが地区首位対決3連戦の初戦を制す ウィーラー7勝目 ダールは昇格即ホームラン
【ブリュワーズ1-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間6月4日、リーグ最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークで中地区首位のブリュワーズとの3連戦がスタート。その初戦は頼れるエースが好投を見せ、3対1で勝利した。フィリーズ先発のザック・ウィーラーは7回裏にソロ本塁打を浴びたものの、7回114球を投げて被安打5、奪三振6、与四球3、失点1の好投で7勝目(3敗)をマーク。3番手のホセ・アルバラードが10セーブ目を挙げ、ブリュワーズ2番手のブライス・ウィルソンは5回2/3を6安打3失点で2敗目(3勝)を喫した。 【動画】フィリーズのデービッド・ダールが1号ソロを放つ(MLB.comより) 地区首位に立つチーム同士の対戦となった一戦は、フィリーズが2回裏に二死1・3塁のチャンスを迎え、エドムンド・ソーサとヨハン・ロハスの連続タイムリーで2点を先制。4回裏には今日メジャー昇格を果たしたばかりのデービッド・ダールが1号ソロを放ち、リードを3点に広げた。先発のウィーラーは7回表二死からリース・ホスキンスに10号ソロを浴びたものの、114球で7イニングを投げ抜く力投。2番手のジェフ・ホフマンと3番手のアルバラードが各1イニングを三者凡退に抑え、2点のリードを守り抜いた。 ウィーラーは7回5安打1失点の好投で7勝目をマーク。1先発あたりの投球イニング数は6を超えており、防御率も2.23へ向上した。5月末には34歳の誕生日を迎えたが、「質」と「量」を兼ね備えたハイクオリティなパフォーマンスは今季も健在。今年3月にフィリーズが来季から始まる3年1億2600万ドルの大型契約を与えたのも頷ける。フィリーズはこれで今季42勝19敗。貯金は再び今季最多の23となった。