【エンゼルス1－5マリナーズ】＠T－モバイル・パーク

7回2安打無失点で5勝目を挙げたマリナーズのルイス・カスティーヨ（MLB Advanced Media）

　日本時間6月3日、マリナーズは本拠地T－モバイル・パークでのエンゼルス3連戦の最終戦を迎え、5対1で勝利。同地区対決3連戦を見事にスイープし、貯金を今季最多の7とした。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは7回2安打無失点の好投で5勝目（6敗）をマーク。敗れたエンゼルスは5連敗で今季ワーストの借金17となり、先発のグリフィン・キャニングは7回途中4安打1失点の好投も5敗目（2勝）を喫した。 【動画】マリナーズのルーク・レイリーが先制の6号ソロを放つ（MLB.comより） 　両軍無得点で迎えた4回裏、マリナーズは二死走者なしからルーク・レイリーがライトへの6号ソロを放ち、1点を先制。先発のカスティーヨは7回までエンゼルス打線をわずか2安打に抑える快投を見せた。追加点がほしいマリナーズは8回裏、2つの四球などで二死満塁のチャンスを迎え、レイリーの押し出し死球とミッチ・ガーバーの走者一掃のタイムリー二塁打で一挙4点を追加。9回表にザック・ネトのタイムリーで1点を返されたが、5対1で勝利し、同地区対決3連戦をスイープした。 　敗れたエンゼルスは7回途中4安打1失点の好投を見せた先発のキャニングを援護できず。1回表と4回表に走者を得点圏に進めたが、あと1本が出ず、9回表二死1・3塁からネトのタイムリーで1点を返すのが精一杯だった。開幕からの59試合を終え、21勝38敗で借金17。昨季の同時点では30勝29敗と勝ち越しており、前年比で大きく勝ち星を減らしていることになる。勝率.356はメジャーワースト3位。下にいるのはマーリンズ（.350）とホワイトソックス（.250）の2チームだけであり、非常に厳しい状況だ。