「摂食障害を治していく上で、ひろゆき君は欠かせない存在だった」“論破王”の妻が明かす壮絶な半生と、ひろゆきの王子様エピソード
西村さんが明かす「夫育て」の成果
しかし、ひろゆきは結婚に対しまったく興味のないタイプで「子供がいるわけでもないし、お互い好き合ってるんだから十分じゃない」という反応だったという。 「制度としての結婚よりも、お互いの友達の前で“ずっと一緒にいましょうね”って誓い合う約束の場を設けたかったんです。なので『私は入籍をするより式を挙げたい。それが私の願い』みたいな話をしたら、ひろゆき君が『わかった、式を挙げよう』と。 私は式を挙げられてめちゃくちゃ満足だったし、ひろゆき君もできる限り私の願いを叶えたいと思ってくれる人なので、文句は何も言いませんでした」] ただ、日常生活の中でのひろゆきは、「感謝の気持ちを伝えたり、謝ったりすることがまるでできない人なんです」と西村さんは言う。 「ごめんと言えば済むのに、謝らないために話がややこしくなることが多々あるんです。私に嫌なことをしておいて『嫌だと思わなければいいじゃん。嫌なことが減ったほうが人生楽しいよ』なんて言い返してくる。 それでも私が言い続けた効果なのか、最近は“ごめんなさい”ではないんだけど、私のことを気遣ってくれているんだろうと思える行動は随所に見られるようになりました」 ちなみに、その“気遣い”とはどんなものなのか。 「ひろゆき君は私よりも頻繁に日本に帰ったり、海外に行くこともあるんですが、その前にはスーパーでミネラルウォーターやトイレットペーパー、米など、重かったりかさばるものを買い出しに行ってくれます。 言葉ではなくても、そういう行動を観察していると、気遣ってくれているんだなと思います。あと、私はコーヒーが好きなのですが、一緒に出かけたときに『どっか行きたいカフェないの』と聞いてくれたり。逆に旅先などで『この近くに美味しいカフェあるらしいよ』と連れ出してくれることもあるんです」 昨今は「夫育て」などという言葉もあるが、西村さんも夫育てをしてきたのだろうか。 「家事面ではずいぶん育てました(笑)。約20年も生活をともにして、料理やお皿洗いなどはだいぶできるようになりました。 特にステーキを焼くのは得意で、低温調理器に6時間くらいかけた肉を熱々のフライパンで焼き目をつけて、さらにソースも作ったり。最近ではチキンビリヤニ(インドの炊き込みご飯)がブームみたいでよく作ってくれます」