万博「アイルランドパビリオン」海外勢では初めての「外観完成」博覧会協会が「完了証明証」を交付
来年の大阪・関西万博で独自のパビリオンを建設する「アイルランドパビリオン」について、博覧会協会が「完了証明証」を交付しました。海外パビリオンとして最初に外観が完成したことになります。 およそ160の国と地域が参加し、47の国が独自のパビリオンを展示する大阪・関西万博。パビリオンは外観工事を終えた後、大阪市により建物が図面通りに完成しているかなどを確認する建築完了検査が行われ、検査済証が交付されます。 協会がその検査済証を確認し、完了証明証を交付することで外観は完成となりますが、博覧会協会の幹部はアイルランドに完了証明証を交付したことを明らかにしました。海外パビリオンでははじめての交付となり、アイルランドは海外パビリオンの中で最初に外観が完成した国となります。 協会幹部によりますと、ほかにも数か国、近いうちに完了証明証を交付する予定で、「工事は着実に進んでいる。これから他の国も着々と進めてほしい」と工事の進捗をアピールしました。