ヨガで健康経営、大賞候補に 三重・松阪法人会青年部会 来月、全国〝決勝戦〟
三重県の公益社団法人松阪法人会青年部会(湊久幸部会長、43人)が、全国法人会総連合青年部会連絡協議会(青連協)の「健康経営大賞2024in福井」のファイナリスト(5団体)に選ばれた。来月7、8の両日に福井県で開催される第38回法人会全国青年の集い福井大会で5団体がプレゼンテーションに臨み、大賞が決まる。 青連協では2019(令和元)年に「財政健全化のための健康経営プロジェクト~日本の未来を担う子供たちのために~」と題する報告書をまとめ「法人会版健康経営宣言書」の取り組みを始動。21(同3)年の全国青年の集い佐賀大会で初めて健康経営大賞を選び、今年で3回目。今回は全国から108の青年部会がエントリーした中から、松阪法人会青年部会が最終選考に残った。 同部会では昨年度から健康経営事業をスタートさせ、「ヨガ体験で健康経営」と銘打って、まず企業経営者であるメンバー自身がヨガを通して健康になり、会社全体に広めていこうと取り組みだした。 28日にも、松阪市日野町のカリヨンプラザ2階多目的ホールで「ヨガ体験で健康経営」の体験会を開催。メンバー19人が参加した。 この日は同市久保町のヨガ講師・橋本利奈さんを講師に招き、鼻で行う呼吸法から始めて、体幹が鍛えられるストレッチや、集中力のつく木のポーズ、目を閉じて静かに横たわり亡きがらのポーズともいわれる「シャバーサナ」のポーズなどを教わった。参加していた山真(やましん)幸介さん(49)=㈲スリーワイ電子代表取締役社長=は「すごくリラックスして、いい時間を過ごせました」と話していた。 大会当日は、湊部会長(49)=三重塗料㈱代表取締役副社長=やヨガ体験担当の平井仁副部会長(49)=㈱ロータス代表取締役社長、プレゼン担当の宮﨑正弥副部会長(49)=㈱ミヤテック同=ら11人が参加。参加メンバーは毎週集まってプレゼンのブラッシュアップをしているという。発表者は平井さんと、部会員の早津研さん(47)=池田建設㈱取締役経営企画部長。 湊さんは「ファイナリストに選ばれるとは思ってもいませんでしたが、やるからには優勝してやろうと毎週集まるようになり、プレゼンもだんだん良くなってきました」と意気込んでいる。