WBC観客動員34%アップも残る問題。ヤ軍監督は春夏分離開催を提唱!
日米で行われるWBCが、2次ラウンドに入って、最初の佳境を迎えようとしている。 メジャーリーグは、WBCの1次ラウンドの観客動員数を発表。米CBSスポーツは、「2017年のWBCの1次ラウンドの観客動員数は記録を更新した」という見出しで報じた。 記事によると、1次ラウンドでは62万1851人の観客を動員。過去の1次ラウンドの最多記録は2013年の46万3017人で、「前の大会とは球場が違うこともあるので、単純に比較することは難しいが、2013年の1次ラウンドの観客動員より34%増加した」と、伝えている。 ファンラグスポーツでもWBC1次ラウンドの観客動員増を取り上げた。 東京ドームでの観客動員についても触れられていて、「東京ドームでの1次ラウンドの観客動員数は合計で20万5000人以上で、過去のWBCのどのプールよりも多い。日本代表の試合は、1試合平均で4万2123人を集めた。3月7日のキューバ戦は4万4908人の観客を動員し、WBC大会史上でも3位の観客動員だった」と紹介した。 アイアミのマーリンズパークで開催されたプールCも順調に観客動員を増やし、過去米国で行われた予選ラウンドでは最多動員になったという。 「トータルで16万3000人以上を動員。ドミニカ共和国と米国との試合は3万7446人で完売。球場としても過去最多の観客動員を記録した」と伝えた。 1次ラウンドの観客動員数アップは、廃止説も流れたWBCの継続に追い風となる。 マンフレッドコミッショナーが韓国ラウンド、東京ラウンドの開幕にあわせて、それぞれの場所で公式会見を行い、「次の大会も継続させたい」との意向を表明している。観客動員アップは、その意向の実現にプラスに働きそうだが、WBCの特別規則や開催時期など抱えている問題がないわけではない。 ニュージャージー・ドット・コムによると、ヤンキースのジラルディ監督は、フロリダでのオープン戦を前に、WBCの開催時期などについて持論を展開したそうだ。