「朝はジムへ行き、夜は飲み会へ」筋トレと仕事を両立する“マッチョな会社員”の逆算思考
「営業予算の未達は一度もない」。逆算思考で行動する重要性
二足の草鞋を履いて活動する遠藤さんの仕事ぶりとは……。 営業職に従事する遠藤さんは「会社の方針でもある受注単価の高い案件を狙いにいく営業手法で月次目標を達成できるように努めてきた」と、仕事を前倒しで進めるための考え方を次のように説明する。 「広告代理店向けに営業を行うなかで、バジェット(予算)を多く持つクライアントを見極め、なるべく上流の方へアプローチできるように意識しています。例えば、営業局とクリエイティブ局に分かれている広告代理店の場合、後者に商談を持ちかけても、細かなやりとりが発生してしまい、案件化するまでのリードタイムが結構長くなってしまうんですよ。 なので、あらかじめ営業局の予算を抑えにいって、クリエイティブ局にビジュアル制作を依頼する前に、弊社が請け負うことによる課題解決やメリットを訴求していいくようにしています」 こうした営業手法に取り組んだ遠藤さんは、新規開拓よりも紹介で発注をもらえる仕組みの構築に成功し、実績を重ねていく。 2020年に新卒で入社後は2022年にチーフ(主任)へ昇進。さらには2023年にリーダー、2024年にマネージャーへ就任するなど、着実にステップアップしてきた。 遠藤さん曰く、「これまで予算の未達は一度もない」そうで、必達させるための努力を怠らない姿勢があったからこそ、短期間で出世を果たせたわけだ。 これはフィジークにも通じることで、「こんな体になっていたい」という目標から逆算して行動に移すことが肝になっているという。 「仕事でもフィジークでも“情熱”を持ち、“努力”を欠かさないことが前提になっていますが、毎年テーマと目標をしっかり定めるのが自分流です。 仕事の面では、『この予算を達成するために何をやるべきか』を考えることが大事になります。それはフィジークの面でも同じで、『次の大会に臨むまでに足りない筋肉を補うためのトレーニングを重点的に行う』など、常に逆算思考を持ちながら動くのを大切にしています」