日焼け止めには「スプレー」や「クリーム」などの種類がありますが、それぞれの特徴が分かりません。「節約効果」が高いのはどれでしょうか?
日焼け止めには、ジェルやスプレー、クリームなどさまざまな種類があり、商品タイプごとに異なる特徴があります。どのタイプが最も経済的で自分に適しているのか、気になる方も多いでしょう。今回は、日焼け止めの特徴とコストパフォーマンスについて解説します。
日焼け止め商品はメーカーによってコストパフォーマンスが違う
日焼け止めクリームのコストパフォーマンスは商品によって大きく異なります。メーカーやブランドによって使用している成分や使用感、肌に与える影響が変わるため、コストパフォーマンスがよくても肌には合っていないといったケースも起こり得るものです。 またメーカーによっては、特定の成分を強調しているものや美容成分を配合しているタイプもあります。敏感肌向けや保湿効果が高いもの、ウォータープルーフなど、目的に応じて選ぶ必要があるでしょう。コストパフォーマンスだけを重視するのではなく、配合成分や肌との相性を確かめながら、適した日焼け止めを探すことが大切です。
日焼け止めの種類
ここでは、代表的な日焼け止めの種類とそれぞれの特徴について解説します。日焼け止めは直接肌に使う製品である以上、新しいものを使うときは肌荒れやアレルギー反応がないか、少量だけ使って肌の状態を確かめましょう。 ■スプレータイプ 日焼け止めスプレーは、吹きつけて使用するタイプです。手が汚れず、速やかかつ広範囲に塗れるなど手軽な点が特徴で、忙しい朝や外出先で使用する際に重宝します。日焼け止めの効果には持続時間があるため、長時間外出する際や旅行シーンで活躍するでしょう。 また、スプレータイプは手が届きにくい背中にも簡単に吹きつけられることがメリットです。そのため、海水浴や屋外プールといった肌の露出が多い場所での使用にも向いています。ボトルの大きさによって金額は異なりますが、ポーチに収納できる大きさのものなら1000円前後で売られています。 ■クリームタイプ 日焼け止めクリームは、滑らかな乳白色のクリームを肌に塗って使用するタイプです。粘度があるため保湿効果が高く、乾燥肌の方に向いています。また、クリームタイプは厚塗りが可能なため、顔や首など、皮膚が薄くデリケートな部分も守ってくれるでしょう。 ほかのタイプに比べて長時間効果が持続するため、軽いショッピングやデートなど、半日程度のお出かけに最適です。ただし、塗りムラができやすい点に注意してください。金額は安いものなら1000円未満で売っています。 ■ローションタイプ 日焼け止めローションは、クリームよりも軽いテクスチャで肌なじみのよいタイプです。べたつきが少なく、さらっとした使用感があるため、湿度が気になる時期に人気があります。また、広範囲に塗布しやすく、使いやすい点も魅力です。小容量で低価格のものもありますが、全体的には2000円前後する商品が多いようです。 ■乳液タイプ 乳液タイプの日焼け止めは、保湿成分が多く含まれており乾燥が気になる肌に適しています。クリームタイプより軽い使用感で化粧下地としても利用できるため、メイクと合わせやすいのが魅力です。金額は1500円前後するものが多いようです。 ■パウダータイプ パウダータイプの日焼け止めは、メイクの上から乗せるように使用する点がほかの日焼け止めと異なります。液体ではないため、メイク崩れを気にせずに日焼けを防ぐことができます。その代わり汗をかくとメイクと一緒に落ちてしまうため、こまめにつけ直さなければなりません。金額は2000円前後のものが多いようです。 ■スティックタイプ スティックタイプの日焼け止めは、鼻や耳、唇など塗りづらい場所へピンポイントに塗布できることが魅力です。化粧室に行かなくても手軽に塗り直せるうえに、バッグに入れても荷物になりません。金額は1500円前後のものが多いようです。 ■ジェルタイプ ジェルタイプの日焼け止めは、軽やかな使用感と高い保湿力が特徴です。べたつかずさらっとした仕上がりで、汗ばむ季節に適しています。 ただし、効果の高い紫外線吸収剤が使われる傾向があり、敏感肌の方だと肌荒れにつながる可能性があります。使用する場合は事前にパッチテストを行ったほうがよいでしょう。金額はほかのタイプより安いものが多く、1000円を切る商品も珍しくありません。
日焼け止めは使用シーンに合わせて使い分けよう
日焼け止めは商品によって肌への影響や持続時間が異なるため、1つのタイプにこだわるよりも用途に応じて使い分けることがおすすめです。プチプラの低価格商品も多いため、コストパフォーマンスを気にするのであれば、重点的に探すとよいでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部