妻に私の「原付」を貸すのですが、「男性用ヘルメット」をそのまま貸して問題ないでしょうか?
自分以外の人がが自分の原付きを使う際に5年前に買ったヘルメットを合わせて貸しても問題ないのか気になる人もいるでしょう。 今回は、原付きを貸す際にヘルメットを一緒に貸しても問題ないのかをまとめました。また、ヘルメットを新しく購入する場合の料金についてもご紹介します。
原付きを貸す際に5年前に買ったヘルメットを一緒に貸しても問題ない?
原付きを貸す際、ヘルメットも一緒に妻に貸してもいいかは、サイズが合うかどうかが重要と考えられます。頭部を守るアイテムであるため、サイズが合わなければ、万が一の際に効果を発揮しないかもしれません。そのため、サイズが合わない場合は、妻がかぶるヘルメットを別で用意した方がいいといえます。 逆にいえば、サイズが合えば同じヘルメットを共有しても問題ない可能性が高いです。一般社団法人 日本ヘルメット工業会でも、サイズが合えば子ども用のヘルメットを大人がかぶっても問題ないと記載されていました。 ■ヘルメットには有効期限が定められている 原付きや自転車に乗る際のヘルメットには、耐久性を考慮した有効期限が定められています。一般社団法人 日本ヘルメット工業会によると、使用されている素材によって、以下の耐用年数が推奨されています。 ●PC・ABS・PEなどの熱可塑性樹脂製:使用開始より3年 ●FRPなどの熱硬化性樹脂製:使用開始より5年 上記の期間を過ぎると、見た目からは異常が認められなかったとしても、保護性能が劣化しているおそれがあります。事故を起こした際のリスクも大きくなってしまう可能性が高いため、有効期限は必ず守るようにしましょう。 ■外部から強い衝撃が加わったヘルメットは使用を控えた方がいい 原付きに乗っていて事故で転倒した場合、ヘルメットに強い衝撃が加わっている可能性があります。もし一度でも強い衝撃が加わったおそれがあるのなら、そのヘルメットを使うのは控えましょう。 見た目上は損傷がなかったとしても、内部が破損している可能性があります。その状態で同じ箇所に強い衝撃が加わると、衝撃を吸収しきれないかもしれません。最悪の場合は命にもかかわりますので、必ず新しいヘルメットを用意しましょう。