ナマケモノのこども「体重測定」が可愛すぎると話題に。ぬいぐるみと一緒の理由は…?
これは悶絶級……! とある動物の体重測定方法がかわいいと話題になっています。 埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」(@saitamazoo_tw)が10月24日、公式X(旧Twitter)にフタユビナマケモノの体重測定の写真を投稿。可愛すぎる光景に3.6万件を超える「いいね」が集まりました。 【画像】ぬいぐるみにベッタリでかわいすぎる…!フタユビナマケモノの「体重測定」をもっと見る ネット上では「おめめクリクリでかわいい」「一瞬どちらもぬいぐるみと思ってしまいました」「ぬいぐるみとのツーショットでの体重測定、和みます」などのコメントが寄せられています。
フタユビナマケモノの体重測定って……?
埼玉県こども動物自然公園は「今日はフタユビナマケモノのこどもの体重をはかりました。順調に育っています」というコメントとともに写真を投稿。 体重計の上で、コアリクイのぬいぐるみに抱きついているフタユビナマケモノのこどもの姿が写っています。 コアリクイのぬいぐるみの背中に乗ったフタユビナマケモノのこどもの大きさはぬいぐるみより一回り小さく見えます。また、写真に写っている体重計の数字はぬいぐるみの重さ込みの数字となっているそうです。
投稿で体重測定をしているフタユビナマケモノのこどもは8月8日生まれで、お父さんが「ユウキ」、お母さんが「ノン」です。 同様の方法で体重測定したことを9月18日のポストでも報告していました。
フタユビナマケモノとはどんな動物?
埼玉県こども動物自然公園の公式サイトによると、フタユビナマケモノは南アメリカの北部に生息している動物で、1日のうち18時間近く眠り、そのほとんどを木の上で過ごすんだとか。また、湿度が高い熱帯雨林に住んでいるため、体の毛に苔が生え、その苔を用いて敵からうまく身を隠す動物だそうです。
BuzzFeed Japanは埼玉県こども動物自然公園にお話を聞きました。
――フタユビナマケモノのこどもは、なぜぬいぐるみと一緒に体重測定をしているのでしょうか? 「今の日齢ですと、餌を食べる時はお母さんから離れて行動することもありますが、基本的にはずっとお母さんのおなかに抱きついて過ごしています」 「体重をはかる時だけお母さんから離しますが、ぬいぐるみに抱きつかせると、普段と同じような体勢になるので安心するようです」 ――フタユビナマケモノのこどもと一緒に体重測定しているぬいぐるみの種類をコアリクイにしている意図などはあるのでしょうか? また、いつも同じコアリクイのぬいぐるみを使っているのでしょうか? 「こちらは園内の売店で販売しているもので、もとはミナミコアリクイの赤ちゃんの体重をはかるのに使っていたときいています」 「安定がよく、ナマケモノを抱きつかせるのにもちょうど良いため、ぬいぐるみに抱きつくには大きすぎに成長するまでは使っています」 ――フタユビナマケモノのこどもの10月24日と9月18日の写真のときの体重をお教えください。 「9月18日は595グラム(9月16日測定)で、10月24日は925グラムです」 ――フタユビナマケモノのこどものお名前はすでに決められているのでしょうか? また、赤ちゃんの性格なども可能な範囲で教えていただけますか? 「名前はまだ決まっていません」 「雌雄が見た目では確定できないため、まだわかっていません」 「もう少し成長して雌雄がわかってから名前も決めていく予定です」 「今までのこどもとの比較ですが、かなり活発な印象です」 「餌をつけると、食欲旺盛なお母さんに負けずよく食べています」 「また、体重をはかるために少しの間母親から離すのですが、今までのこどもは、親をよぶため鳴きましたが、今回うまれた赤ちゃんはほとんど鳴かず、あまり動じないのかなという印象です」 ・・・・・・ 今後、フタユビナマケモノのこどもがどんな風に成長していくのか、楽しみですね……!
BuzzFeed Japan