「レンタルバイク」にハマり、ついには自分のバイクを購入したという友人。初期費用や維持費はどのくらいかかるのでしょうか?
昨今日本でも普及しているシェアリングエコノミー。バイクにもその波は波及しており、「レンタルバイク」の需要は年々高まっています。レンタルバイクを体験してバイクの魅力を知ることで、自分用のバイクが欲しいと考える人も出てくることでしょう。 それでは、自分用のバイクを購入し、維持していくためには、どのくらいの費用がかかるでしょうか。 本記事では、バイクの購入・維持にかかる費用が気になる人に向けて、バイクの初期費用と維持費をご紹介します。バイクの購入を検討している人は、ぜひ最後までお読みください。
バイクの初期費用
まずは、バイクの初期費用をご紹介します。バイクの初期費用はバイク本体の価格に加えて、購入時から納車日までに必要となる「整備手数料」や強制的に加入が必要な「自賠責保険の保険料」などがかかります。バイク本体の価格以外の費用は表1の通りです。
二輪免許を取得していない場合、上記の費用に加えて二輪免許取得費用が「20万円程度」かかることになります。また、上記の費用は最低限必要な費用であり、任意保険加入費用やカスタム費用を加えるとなるとさらに増加します。 上記の費用を合算すると、最低でも約7万円がかかることになります。自賠責保険を何ヶ月で契約するか、装備品のグレードのどの程度にするかによっても初期費用は異なるため、ご自身の状況に合わせて試算することをおすすめします。
バイクの維持費
次に、バイクの維持費をご紹介します。バイクの維持費は先ほどご紹介した「自賠責保険の保険料」や「軽自動車税・自動車重量税」に加えて、「車検費用」や「駐車場代」、「ガソリン代」などがかかります。 契約する駐車場やバイクの乗車頻度・走行距離などに応じて費用は異なるため、一概にいくらとはいえません。
バイクの本体価格
最後に、バイクの本体価格をレンタルバイクの利用料と比較してご紹介します。ここでは本田技研工業株式会社(以下「ホンダ」)の商品を参考に本体価格を記載します。 ホンダでは20万円台のバイクから350万円弱のバイクまで、幅広い価格のバイクが販売されています。仮に100万円のバイクを24回払い(2年間)で購入した場合、月々の費用は「約4万2000円」になります。 分割払いの利息も考慮すると、月々の費用は「約4万8000円」になります。参考までに、バイクの本体価格と分割払いの回数ごとの月々の費用(分割払いの金利考慮)を表2でご紹介します。